11日目「お喋りOK、飲食OK、携帯OKの夢のような図書館」
2017.09.05
コリングの駅前にある図書館は、日本の図書館と違う。お喋り、飲食、携帯電話OKだ!もちろん、「静かにしてくださいという!」みたいな注意を受けることもない。WIFIのネットワークもバッチリ飛んでる。Quiet Roomはあるが、それはほんの一部に過ぎない。大部分がひらけている。
本の数もたくさんある。返却システムはITが駆使されており、振り分けまでは自動化されている。図書館内にはコーヒーの自動販売機がある、100円くらいで飲める。
大学の終わりが、だいたい15:30くらいなので、16:00くらいからここで後半戦の学びをやっている。図書館の開演時間は以下の通り。
- Monday 8AM–9PM
- Tuesday 8AM–9PM
- Wednesday 8AM–9PM
- Thursday 8AM–9PM
- Friday 8AM–6PM
- Saturday 10AM–2PM
- Sunday Closed
金曜日は少し早く終わり、土曜日はお昼前後のみ。日曜日はお休み。デンマークのコリングは基本的には、日曜日はやっていない。休息日なのである。凄く人間(リビング)中心設計である。
日本の佐賀県にある、武雄の蔦屋図書館と雰囲気が似ている。商業主義的な観点で叩かれている図書館で有名になってしまったが、実際に目にするとそこに住んでいる人たちのコミュニティになっているのが分かる。コリングの図書館もそんな雰囲気を感じさせてくれる。本当の公共施設とは何かをコリングの図書館は教えてくれる気がする。
クレジットカードで決済するコーヒーマシーン。デンマークはキャッシュレスが進んでいる
自動で本を振り分ける機械。人間がやるべき仕事とやらなくて良い仕事を分けている
バスを待つ人の待合室かな?
コリングの街を紹介する項目がカードになって、持って帰れるようになっている。
オシャレなソファーでNetflixみている若者
話し込んでいる若者(デンマーク語なので分からない)
続く