On the Denmark: Dialogue

デンマークの滞在で起きたこと、感じたこと、行ったこと、分かったこと

3日目「個人主義が先か!?スマホが先か!?」

2017.08.27

この3日間はゲストハウスに泊まっていた。明日からはコリングでの生活が始まる。

コペンハーゲンでは、僕は8人のドミトリーに泊まっていた(※二段ベットの上で換気扇の真下だったためにお肌の乾燥が酷かった)。色んな人と話せたらいいなと思って、8人部屋にしてみたものの…思惑が外れた。予想以上にみんな「個」だった。部室のようにみんなでおしゃべりする!みたいな雰囲気はまったくなかった…。悲しい。

 

「ここは寝るところです。静かにしましょう!」

 

みたいな空気が常に漂っていた。(少なくとも私の部屋は…)海外というと、常にオープンのイメージを抱いていたけど、以外と内向的な人も多いんだということを知った。そして、みんな(僕も含めて)スマホと対話していた。

 

誰かと話すのであれば、3人とか2人部屋にすればよかったのかな?8人部屋は料金も安いので、格安目的が第一義で、交流目的ではないのかもしれないと思ったが、そういえば、地上フロアの共有スペースを見回しても、戯れている人の方が少数だった。多くの人は、個人で自分だけの、おもいおもいの時間を楽しんでいる。

 

「あぁ、これが個人主義というやつなのか!? それともスマホが普及したから、こうなっているのか!? 世代的な話なのか?」

 

残念ながら、スマホ誕生前の海外経験がインドだったので、まったくもって比較対象にならないから、分からない。ただ、最終日の晩、僕が夜中にスマホをベットから落としてしまい、ガタガタって凄い音を立てて、ベットの真下に落ちて、アラブ系の人が寝ていたのを起こしてしまって、それでも彼が僕のスマホを探してくれて、僕に渡してくれた時に、個人主義かもしれないし、スマホファーストかもしれないけど、困ったときは助け合うことができることには、変わらないんだって思えたのでした。

 

Urban House Copenhagenのベットの上からの

 

続く